• アヴァシスの日常

2021.03.10

山ちゃん放浪記(第一回)~エプソンアヴァシスの過去を探る~

■山ちゃん放浪記とは?

「山ちゃん」がエプソンアヴァシス内外問わず放浪して、そこで見聞きしたことを「山ちゃん放浪記」としてアップしていきます。

 

■第一回放浪記~エプソンアヴァシスの過去を探る~

今回山ちゃんは、エプソンアヴァシスの過去を探るため、株式会社コーワコンピュータ時代の出来事を探るべく旅に出ました。

コーワコンピュータ?と思った方はエプソンアヴァシスのあゆみを確認してみてください。

旅に出た先で、山ちゃんは創業初期から在籍しているKさんのもとを訪れました。

 

■Kさんとは?

Kさんはコーワコンピュータ創業から3年目の1982年に入社した、生え抜きの社員の方です。

山ちゃんも中途入社したての1990年代に、まだ社内の仲間が少ない中でスキーに誘ってもらってご一緒させていただいた記憶もあります。(山形の月山にも行きましたね。いい思い出!)

 

■1982年の会社とKさんの仕事

Kさんの入社当時、会社は「オフィスコンピュータ」略して「オフコン」の販売を行っていたということです。

オフコン(オフィスコンピュータ)とは、1960年代から90年代頃まで存在したコンピュータ製品のカテゴリーの一つで、企業などの事務処理用途に特化した中型コンピュータ。(IT用語辞典より

「ガソリンスタンド向け販売管理用のオフコン」の販売もしていたそうです。Kさんは、その導入インストラクターという肩書で導入支援の仕事を行っていたとのことです。営業は、創業社長だったそうです。

当社がガソリンスタンド???びっくりです。ただし、まだまだ販売が軌道に乗っているという状況になく暇な時間を過ごすこともたびたび。。。。。

 

■Kさんの仕事の変化

そんな中、一念発起して(させられて?)何かソフトウェアを作ろうとカード型データーベース(AppleのHyperCard(Wikipedia)を簡単にしたようなもの)を作ることになったそうです。なんとベーシックでの開発だったそうです。(時代を感じる)

Kさん曰く、「空き時間で開発をしたので1年ぐらい掛かったかも??」とのこと。

営業は、創業社長。Kさんは、同行して顧客からのカスタマイズ要求を聞いてカスタマイズする。そんな役割分担だったそうです。

当時4,5社には、売れたそうです。(1本、10万とか20万の世界!ん~。。)でも当時は、やらないと仕事がないので必死だったそうです。何しろ仕事を自分たちで作った。

 

まさにベンチャー企業です。こんなところに当社のベンチャー魂があったのか。(感動)

 

他にもKさんからは、いろいろな話を聞きました。

試作開発でドットインパクトのヘッドにスキャンモジュールをつけてスキャナーを作るとか、いろいろなチャレンジがあったようです。(ん~知らなかった。)

 

■終わりに・・・

今回の旅では、Kさんを訪問して当社の忘れ去られた創業当時の裏話を聞かせてもらいました。

Kさんは、今年3月で定年を迎えられます。

長い間お疲れさまでした!そして有難うございました。

さて次回は、どこに放浪するか??? お楽しみに。

では、これにて失礼します。