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M.T:両チーム業務内容はちがうけど、共通項は「初めて」という点かな?
G.Y:そうですね。僕は中途入社で初めて参画したプロジェクトがこれだった。産業用ロボットに関わるのも初めてで、分からないことだらけだったなあ。ただ、会社にとっては今後のためにも重要な事業なんだということは分かっていたので、当時はとにかくがむしゃらに頑張ろうと思ってましたね。
K.T:わたしも漠然とした不安がありました。2017年に始動したプロジェクトだけど、スタートの時点ではほぼみんなロボット初心者でしたよね。
O.Y:僕が参画したのは新卒として入社してから半年ほど経った頃でしたね。多少の不安はあったものの、まあ実際にやってみないと分からないよなと思って、メンバーに加わることにしました。
A.M:そう、タブレットプロジェクトは2017年から動いていたんだけど、いろいろあってリリースできず...。再起して2019年の12月には国際ロボット展に出展することができたんだよね。たくさんの反響を得て、たくさんの課題も見つかった。今はそれらをクリアにするためのブラッシュアップの真っ最中なので、小出くんにもどんどん経験を積んでもらいたいなと思ってます。
M.T:どちらもロボットに関するプロジェクトだけど、両者とも今はまだ知識やノウハウの蓄積が浅いから、これからお互い補っていけたらいいなと思ってる。技術的なところだけじゃなくて、開発の進め方とかもね。
A.M:タブレットチームは一度ウォーターフォール開発で進めて頓挫した経験があるから、いまはウォーターフォールとアジャイルを組み合わせながら進めてるよ。
M.T:SIerチームはがっつりウォーターフォール開発だね。ロボットはいったん導入してしまえば頻繁にアップデートすることもないので、しっかり作り込んでからリリースする流れになっている。
K.T:ただ、正解に沿って開発しているわけではないのが難しいところですよね。わたしたちが「最初にしっかり作り込んでいる」かどうかも分からない。タブレットチームみたいにアジャイル開発を取り入れる余地はあると思うので、プロジェクトが落ち着いてからの課題にしたいです。
A.M:タブレットチームは紆余曲折ありながらも、国際ロボット展の段階で一旦モノはできているから、今はそれをブラッシュアップする段階。でもSIerチームの方は現在進行系でゼロから作ってるんだよね。
M.T:生みの苦しみの真っ最中です...。
G.Y:個人的には、このプロジェクトのような長期にわたって改善、改修に耐えうる設計を考える経験がなかったので、それに慣れるのに苦労しました。いまも完璧にできているとは言えなくて、絶賛勉強中です。
O.Y:どうやってキャッチアップしてるんですか?
G.Y:わからない部分も自分でやれるところまでやって、それをチームの有識者に見てもらっています。新しい分野の知識習得は、頭で分かったつもりになっていても、いざ実践しようとすると手が動かない事が多い。自分で作って、フィードバックを得て、これを繰り返していくしか無いと思うな。
K.T:そうだね。正解が何かわからない、でもやることは山積み、そこに同時進行で技術習得に時間を割くのは本当に大変。ただその分、これまで作ってきたプログラムがシミュレーターで動いたのを見たときは、すごく嬉しかった!
M.T:僕は涙ぐみさえしました。
G.Y:これまで携わってきたプロジェクトとは違って、イチから作ることの難しさ、生みの苦しみを体感しましたね。
O.Y:SIerチームと比較して言えば、今のタブレットチームは既にあるソフトのベースに対して、提案する、作った結果を評価する、改善する、というサイクルを繰り返していく作業なんですね。だから、SIerチームよりもスパンが短くて、気持ち的には楽です(笑)
M.T:要件や規格に沿って作業するんじゃなくて、「この仕様だとやりにくいんじゃないか」「こう変えてみたらどうか」というように、想像力を使っていろんな意見を出していく大変さはあるよね。
A.M:SIerチームとは違った意味での答えのなさなんですよね。
O.Y:自分が提案したいものに対しても、周りから賛否両論いろんな意見がでるので、ブラッシュアップの方向性を合わせていくのも大変だな~と感じています。
M.T:大変と言いつつ、小出くんはタブレットチームで活躍しているみたいじゃない。
A.M:そうなんです。小出くんはデザイン案を実際に動くものに仕上げるのがとても早いんですよ。
O.Y:いやいや......
A.M:この前も、いままでのアプリで見かけたことがないような新しいデザインを次の日には動く状態にしてくれました。そのお陰で操作のイメージが湧き、細かなチューニングや細部のデザイン、操作性にこだわることができました。
一同:おお~。
A.M:小出くんは期待のルーキーです。
M.T:アヴァシスでのロボット事業を成功させていくために、今は作ることに注力しているけれど、2年後3年後のIT業界を見据えて、同時に自分たちの価値を高めていかなきゃいけない。そういう意味では、アヴァシスの新たな試みであるSIP活動※は重要になってくるんじゃないかな。ロボットに書道をさせるとか、経済学を勉強している社員もいるよね。将来アヴァシスの事業につながるように、SIPで日々積み重ねをしていきたいな。
※既存業務を効率化し、全業務時間の15%を個⼈の⾃由な活動に使うことができる取り組み。
G.Y:僕もSIP活動に力を入れたいと思っています。ロボットに関することを知らなすぎるので、SIPを通して知識をつけていきたいですね。
O.Y:僕はいま、会社として出場している、新しいビジネスを考えるコンテストのチームにも所属しています。IoTを活用したソリューションの企画コンテストで、ITの力で何ができるかを提案していくんですけど。業務と並行して、そちらも何かしら成果が残せたらなと思います。
K.T:わたしは自分の技術力の底上げが急務かなあ。プロジェクトが忙しくなってきたいま、子育てと両立していくのがなかなか難しくて......。アヴァシスは育児の制度は整っているものの、やっぱり制度だけじゃ補えないこともあるから、もっと実力をつけて業務効率を上げていくしかないなと。
A.M:わたしもおなじ。それに最近は事業の幅が広くなっていて、それにつれて身につけるべき知識と技術も増えていく。そこをキャッチアップしていきたいと思ってます。
M.T:それぞれ自分の所属してるチームはどんな雰囲気だと思う?
K.T:チームは堅苦しい雰囲気もなくとてもやりやすいので、風通しがいいなあと。
G.Y:僕は溝口さんと席が近いので、ときどき溝口さんの話が漏れ聞こえることがあるんですけど、いろいろ僕たちに配慮してくれているんだなと思います。2つのチームが融合したばかりですが、それでもギスギスせずにやれているのは、溝口さんがいい雰囲気を作ってくれているからだと思います。
M.T:そう、この2チームは今期に入ってひとつの部署になったばかりなんだよね。それまでは拠点も違ったから、これからもっと交流を深めて、技術も高めあっていけると、マネージャーとしては嬉しい次第です。良い雰囲気にしていきたい。
A.M:ミーティングでよく笑いをとりにいくのもその一環なの?
M.T:拾ってくれるのは同世代ばっかりで、だいたいスルーされてるけどね。
K.T:楽しそうだなあと思いながら。温かく見守っています。(笑)
O.Y:タブレットチームは、言いにくいこともちゃんと発言できる雰囲気があると思います。それに阿部さんはプロジェクトのまとめ役のような感じで、僕が得意じゃないタスク管理などをやってくれるので、いつもとても助かってます。
A.M:小出くんは期待のルーキーです。つい今朝も、ある人が小出くんに振ったタスクに対して、仕事量を考えて別の人に回してもらうようお願いしようとしたら、お願いする前にもうそのタスクを済ませてたんだよね。仕事のスピードがすごく早いところはすごく尊敬してる。チーム内に、お互いに得意なことと苦手なことを補完しながらうまくピースがハマっているような感じがしますね。
M.T:いまはどちらも忙しいと思うけど、チーム内、部署内で励ましあいながら、リリースに向けてのモチベーションを上げていきたいね。
取材時期:2020年11月