AVFでビブリオバトルを開催しました！

エンジニアリング改革部の加藤です。春の足音が少し聞こえているような気もしますが、まだまだ寒い日が続きますね。

少し前の話になりますが、去年の秋に開催された社内イベント「Advanced Value-up Fair 2023秋」(通称AVF2023秋)でビブリオバトルを開催したので、そのときのことを紹介します。AVFがどんなイベントか気になった方はこちらの記事をご覧ください。

ビブリオバトルとは

ビブリオバトル^(※)とはおすすめ本を紹介しあうコミュニケーションゲームです。ビブリオバトル普及委員会の定める以下のルールで進めます。

1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる．
2. 順番に１人５分間で本を紹介する．
3. それぞれの発表の後に，参加者全員でその発表に関するディスカッションを２〜３分間行う．
4. 全ての発表が終了した後に，「どの本が一番読みたくなったか？」を基準とした投票を参加者全員が１人１票で行い，最多票を集めた本をチャンプ本とする．

詳細はビブリオバトル普及委員会の公式ページをご覧ください。

このビブリオバトルをAVFの１セッションとして開催し、本好きの４名によるバトルをオンラインで開催しました。

どんな本が紹介された？そして勝者は？

バトルで紹介された本は以下の４冊です。参戦者の皆さんによる熱いプレゼンテーションが繰り広げられました。

・Testosterone『筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻(ね)じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学』（2018 PHP研究所）
・田野大輔『ファシズムの教室：なぜ集団は暴走するのか』（2020 大月書店）
・遠藤慧『東京ホテル図鑑 実測水彩スケッチ集』（2023 学芸出版社）
・宮部みゆき『ぼんくら(上)/(下)』（2004 講談社文庫）

プレゼン中のチャット欄もとても賑わっていて、私も発表を聞きながらついついオンラインストアのショッピングカートに追加していました。

そして発表後の投票の結果、東京ホテル図鑑を発表したAさん(匿名)が見事勝利を掴みました！

この本は東京や近郊のホテルの間取りや景色をスケッチしたイラストが満載で、曰く「ずっと眺めていられる本」と紹介してくれました。特におすすめという25ページを開きながら「チェックインしたらここから入って靴を脱いで、荷物を置いたら一回ベッドに座ってゴロンと～」とストーリーを語ってくれて、発表中は観戦者もそのホテルへ旅行に来ているかのような時間が流れていました。
ページを開く前に「ちょっと待って」と表紙を外す仕草など、本好きが透けて見える楽しい発表でした。

AVFは２月にも開催されます！

このビブリオバトルから半年が経ち、今度はAVF2024春が開催されます。ビブリオバトルは今回ないものの(残念)、技術発表以外にもママパパ育児川柳コンテストなどもあったりするそうですよ。
たくさんの発表が行われるイベント、今からワクワクしています。

(ビブリオバトル余談)

ソフトウェアのアヴァシスということで、このビブリオバトルの撮影と配信には、自作iOSアプリを開発して臨みました。

iPhoneで撮影したLIVE映像に字幕スーパーを重ねたり、勝者決定のシーンで紙吹雪のエフェクトを流したりして、ソフトウェアのチカラで盛り上がりをサポートしました！

※「ビブリオバトル」は、ビブリオバトル普及委員会が管理を行っている登録商標です（登録第5415288号）。