エンジニアブログ 2021.09.17 Ueda Business Research の紹介 事業推進5部の八木澤(やぎさわ)です。 今日は社内のSIP活動の一つである「Ueda Business Research(UBR)」について紹介します。 SIP活動 とは 「Software Innovation Project(SIP活動)」は、「作る」から「創る」への発想の転換を目的とした社内活動です。 既存業務を効率化し、全業務時間の15%を個人の自由な活動に使うことができます。活動内容は人によってさまざまですが、各活動に共感する人同士が自発的に集まり、チーム活動へ発展していくこともあります。 (つまり、Googleの20%ルールみたいなものですね。) Ueda Business Research とは 「Ueda Business Research(UBR)」は、SIP活動の中から生まれたチーム活動のひとつです。 私達の地元である長野県上田市を幸せにしたい!という理念のもと、地域の方々が抱える様々な課題や困りごとを一緒に解決しながら事業化を目指す活動です。 2021年4月から活動をスタートしています。 UBRの活動プロセス UBRではどうやって課題や困りごとを解決していくのか、その活動プロセスを簡単に紹介します。 1. 地域の方々と繋がる 私達は普段オフィス内で椅子に座ってパソコンと向き合っている時間が大半です。ですから地域の方々が何を課題に感じているのか、何に困っているのかを知りません。 まずは私達がオフィスの外に出て、地域の方々と直接話をし、課題に感じていること・困っていること、その想いを感じ取ることが活動の第一歩です。 ただ、地域の方々と直接話をするといっても、営業活動のように「何か困っていることはありませんか?」といきなり飛び込んでいくのはハードルが高いですよね。 そこで私達は最初に地域連携の窓口となっているような施設を探し訪問しました。 このような施設があることもUBRの活動を始めるまでは知りませんでしたが、地域、自治体、学校、企業、様々な方々と交流し、繋がりを広げることができています。 2. デモを繰り返してアイディアを形にする 私達エプソンアヴァシスの強みは、IT技術です。地域の方々の課題や困りごとをIT技術でどのように解決できるのか、実際にデモを作ります。 作ったデモはすぐに地域の方々に披露します。そうすると「いいね」「もっとこうしたいね」といった共感やアイディアがすぐに返ってきます。そのアイディアをデモに反映し、また披露して、...を繰り返してアイディアを形にしていきます。 全業務時間の15%の中で活動しているため、短期間でデモを繰り返すのは大変な面もありますが、パソコンと向き合っているだけでは得られないコミュニケーションや達成感などはUBRならではだと思います。 3. 価値検証を繰り返して事業化を目指す 形になったアイディアが本当に価値のあるものなのか、いよいよ検証段階です。 最初は小さく検証して、データを集めて、アイディアを更新し、また検証して、...を繰り返します。 ...と書いてはみたものの、まだUBRで検証を開始した企画はありません。正確には2021年9月に検証を開始する企画が1件あったのですが、新型コロナウィルスの影響で延期となってしまいました(悲しい)。 新型コロナウィルスの影響が落ち着いて検証がスタートしたら、またブログで紹介したいと思います! 最後に UBRでは現在9件の企画が動いています。 地域、自治体、学校、企業、様々な方々と一緒に活動しています。これからもUBRの活動をお伝えしていきますのでお楽しみに! この記事を書いた人 事業推進5部の八木澤(やぎさわ)です。 最近はxR関連技術が楽しいです。 好きなことは、お酒を飲むことと、お肉を焼くことです。