アヴァシスの日常エンジニアブログ 2021.12.14 山梨ワイン×女子大生のムーブメントを作る!ours+(アワタス)さんにインタビューしました。 依田です。 アヴァシスでは15%のリソースを使い事業創造に向けた取り組みをしています。 私はSBBに参加しながら、IT x ワインというテーマで企画検討しており、最近は「ワイナリーとファンの繋がり・ファン同士の繋がり」をキーワードに検討をしています。 今回はその活動の中で出会った学生団体 ours+(アワタス)さんのご紹介になります。 経緯 私が今までワイナリーさんにヒヤリングすると「若い人にもワインを飲んでもらいたい。裾野を広げたい」という声が聞こえてきます。 そんな折、SNSでこんなクラウドファンディング(以降クラファン)を見つけました。 # 20歳+の女子大学生をワインアンバサダーにしたい! このクラファンに挑戦しているのが 山梨県産ワインを知る機会や飲む機会のきっかけを作りたい! 山梨県産ワインの良さを伝える仲間を作りたい! という想いから山梨大学の女子大学生が発足したours+(アワタス)という団体です。 そこで、 学生さんという立場ながら、なぜ敷居の高いイメージのあるワインに出会い、広めたいと思ったのか? 彼女たちの活動を助けるようなことができると、ワイナリーが届けたいと思っていた若い人たちにワインが届けることができるのではないか? と思いコンタクト。 ドキドキしましたが快い返事をいただき、今回のインタビューを受けていただけることになりました! インタビュー ここではクラウドファンディングのサイトには書いていない、 私の印象に残ったやり取りをいつくかピックアップしていきます。 ours+の想い・ビジョン ours+という名前は、私たち4人+アンバサダーの女子大生・協力してくださる皆様・ワイン・ワクワクなどプラスの何か。(クラファンHPより) 学生に山梨のワインと出会う場を提供して山梨のワインを好きになってもらい、社会人になったときに山梨のワインを宣伝してくれるような人が増えてくれれば良いなと思う。 ours+に関わってくれる女子学生と一緒にワインを知って、一緒に成長したい。 ours+は今は山梨大学の学生が中心だが、山梨県の他の学生も巻き込んでours+になってもらいたい。 名前のセンスも、ビジョンもとてもステキです。 行動力がハンパない ワインでクラファンをやろうと決めた。 ワイナリーを自分たちで2件まわった。 県内大学の女子学生を対象にアンケートを取った SNSアカウント作成 ワインツーリズムやまなし の総合プロデューサー の 大木さんにコンタクト(凄い方にいきなり突進) 大木さんに相談してワイナリーに繋いでもらい、機山洋酒工業(キザンワイン)にてクラファンのプレイベントを実施。 クラファン開始。(https://camp-fire.jp/projects/view/500532) 来週もイベントを開催予定。 関係している人を巻き込みながらワイナリーさんと共同のイベントも行う。 この行動力、私も欲しい・・・! ワインに出会う前のイメージとワインを知ってからの変化 以前はお酒を飲む時にワインは選択肢に入っていなかった そうです。理由としては 食事と合うのが分かっているビールやレモンサワーなどを選んでしまう 高そう(1万円くらいしそう!)というイメージ アルコール度数が高そう ワインリストがあっても頼み方がわからない 大人ですらそう感じている人が多そうですね。 でもワインを知ってからは 友達とフレンチレストランに行った時に、安めのワインをボトルで注文するようになった。 という行動の変化があったそうです。 複数人で飲めば割安だし美味しいし・・・とのこと。 (学生さんでフレンチいくんや・・・!大人・・・・!) 経営をきちんと学ぼうと思っている。 経営を学びたい。 ワインを広めたい気持ちもありつつ、現実を見ると想いだけではなく活動する資金も必要になってくる。 クラファンは活動資金を得るために支援者の方からお金をいただく活動という部分もあると意識をしている。 継続的に活動をするためには資金が必要。 活動をする中でクラファン以外のマネタイズのアイデアも考えているそうで わたしもビジネスマンとして背筋が伸びる思いでした。 クラファンのその先 アンバサダーの人と支援者(クラファン)の方を繋げたい。 支援者の方はワインに興味があると思っているので、クラファンをきっかけにして人と人を繋がることができると更に広がるんじゃないか?と思っている。 流石ですね。クラウドファンディングは手段。 ours+のビジョンに向かって前進しているんですね! 最後に とにかくours+の皆さんの行動力に感銘を受けました。 私も見習わなければ。 学生さんの中には「ワインデビューしたいけど、どうやって飲んだら良いかわからない。」といった人が一定数いることがわかりました。 そういった学生さんにワインを飲むきっかけを提供し、ワインの楽しみ方を一緒に学び、造り手さんの話を聞いて山梨ワインを通じた人との関係性を築く。 数年後、社会人になって日本各所に散っていったときに 彼らが山梨ワインを宣伝してくれて ours+が全国に拡大していく。 そんな未来が見えたような気がしました。 ours+メンバーは山梨大学 生命環境学部の皆さんです。 生命環境学部市域社会システム学科 田中先生にインタビューの最後にご挨拶させていただいた際 ours+の活動を通じた学生さんの成長を喜んでおられました。 学生の主体性を尊重する教育者としての姿勢にも感銘を受けました。 インタビューを受けて頂いた方 遠藤美里さん (ours+メンバー) 荒尾佳奈さん (ours+メンバー) 駒野響子さん (ours+メンバー) ※ours+はもう一名いらっしゃいますがインタビューは都合がつかず欠席 支援しました ours+のクラウドファンディングサイトはこちら 私も微力ながら支援させていただきましたー!頑張れ! クラファンページにインタビューした記事を書いていただきました! 2021/12/16 以上です。 この記事を書いた人 データ&リサーチグループの依田です長野県育ちのワイン好きエンジニアリングマネージャー。Web畑だったのですが、2019から機械学習始めました。/G検定2019#1/AIQuest2020 日本ワイン向け事業を構想中。