エンジニアブログ 2021.11.15 上田城のお堀に丸窓電車が走る!! 事業推進4部の入沢です。 先日のブログでUBR(Ueda Business Research)のチーム活動を紹介しましたが、UBRで活動中の9件のテーマの中の一つである上田市観光課とアヴァシスとのコラボレーション企画として、スマホをかざすと上田城のお堀を「モハ5250形(通称 丸窓電車)」が走るARアプリケーションの実証実験が始まりました。 (UBRの紹介ブログはこちらから) 「アプリでたのしむ AR丸窓電車 in上田城」 上田市観光課のニュースリリースはこちらから 上田城のお堀に電車が走っていたの? 上田城の二の丸橋の下にあるお堀(現在のケヤキ並木遊歩道)には、かつて上田温泉電軌(現在の上田電鉄)の真田傍陽線が運行されていました。 Wikipediaによると、1927年(昭和2年)に開業し、1928年(昭和3年)に全通したのち1972年(昭和47年)2月20日に廃止されたそうですので、廃線になってからすでに50年余りが経過したことになります。 当時の真田傍陽線には丸窓電車は走っていませんでしたが、今回の実証実験では上田市民が愛着を持っている丸窓電車を使ったアプリケーションを作成しました。 丸窓電車って現存しているの? 上田市交通課政策課のホームページ(リンクはこちら)によると、「上田電鉄別所線 別所温泉駅」と「学校法人上田煌桜学園さくら国際高等学校」と「長野計器株式会社 電子機器工場」で保管展示されています。 実証実験中のARアプリケーションでは「さくら国際高等学校」に保存展示してある実物の丸窓電車を、有限会社 原製作所のもつ3Dスキャニング技術で取得した3Dデータを組み込んでいます。 (ARアプリケーションの技術的な説明は、後日別の投稿で説明する予定です) アプリケーションの見所は? ARという拡張現実の世界ではありますが、スマホを通してケヤキ並木に実物大の丸窓電車が走る姿が見られます。 実際の電車が走っていたことを知っているシニア世代の方には懐かしい思い出として、電車が走っていたことを知らない世代の方には、上田市の歴史と現在のIT技術との融合による驚きを体験していただけると思います。 上田城やその周辺の散策をかねて足を運んではいかがでしょうか? 利用方法は? チラシに載っているQRコードを読み取って、ARアプリケーションをスマホにインストールしてください。 その後、ケヤキ並木遊歩道の二の丸橋付近にあるビューポイントでマークを読み取ると、専用アプリケーションが起動して丸窓電車がスマホの中で動き出します。 アプリケーションのインストール方法の詳細は、二の丸橋付近のビューポイント看板に掲載されているチラシ、または上田市観光会館に置いてあるチラシを参照してください。 最後に 「丸窓電車AR in 上田城」と同時開催のイベントとして、上田市観光会館の1階で「真田幸村公 騎馬像 塗り絵企画」も実施しています。 こちらもアヴァシスがAR技術の提供をしていますので、ケヤキ並木でのAR丸窓電車と一緒に足を運んでいただければと思います。 追記: ARアプリケーションを体験していただき"いいね"と感じていただけたら、ページ下部にある「いいね」ボタンを押していただき、この投稿を「シェア」していただけると大変嬉しいです。 また、#うえだAR または #上田AR でSNSにもぜひ投稿してください。 この記事を書いた人 事業推進4部の入沢(いりさわ)です。 最近は子供達とも一緒に出かけることがなくなったので、奥さんと二人で時間をもてあまし気味です。 好きなことは、大切な仲間達と楽しいお酒を飲むことです。 運動不足にならないように、スポーツをしなければいけないのですが・・・重い腰が上がりません。