エンジニアブログ採用ブログ 2022.08.04 悩める学生さんの不安にお答えします! データ&リサーチグループの望月です。 AVASYSは信州大学 工学部と連携し、共同研究を行っています。 共同研究のニュースリリース記事 あれ、望月担当の分野は記載されてないんですが。おやおや? まぁええわい。ゆく河の流れは絶えずして、共同研究の枠組みもまた変わり続けるのですよ。ハブられてるわけでは決して。たぶん。 先日、そのご縁で信大工学部「電子情報職業論」の講義に参加させていただきました。 今回はそのお話です。 さて。 この会社HPを見に来る方は、就活を控えた学生さんが多いのでは、と考えています。 そんな悩める貴方、こう思いませんか? 「いろんな会社HPで美辞麗句が並ぶけど、ソフト屋の実態ってどうなんだい!?」 「就職に不安しかないけど、どうすりゃいいんだい!?」 そんな学生さんの魂の叫びに応えるべく。 事前に集めた学生さんの生々しい質問に、データ&リサーチグループの社員3名がリアルガチで答えるぜ! 講義中もビビっときたら、即チャットでカモン質問気になるもん!(←踏韻) そんなストロングスタイルな講義、それが「電子情報職業論」でした。 時間の都合上、講義ではごく一部の質問しか回答できませんでした。 このため、いただいたすべての質問に別途回答しています。 今回はそのQ&Aから「会社の雰囲気」・「就職に対する不安」をご紹介します。 悩める学生さんの一助になれば。 なお質問の掲載許可は、質問を出された学生さんからいただいていますのでご安心を。 また回答は個人の感想です。 1. 会社の雰囲気を教えたまへ Q:飲み会に誘われても断ることが許される雰囲気はありますか? A:大丈夫です。今回の講師3名のうち1名は、「会社関係の飲み会には絶対出ない」という剛の者です。でもそれで不都合はないですね。 Q:年功序列か。 A:年功序列ではないです。実力や成果が評価されます。ただ制度的には、現在、一部年齢による昇給もあります。 Q:その職場内で、異性の出会いは活発なのでしょうか。 A:職場結婚された方は多い気がします。 ただ一般論として、職場恋愛はリスキーですかね。うまく結婚までいけばいいですが、別れてしまった場合は...ご想像にお任せします。いや、そんな深刻に困ることはないんですけど。 Q:これは高校情報の教員免許状に必要な授業でもあるのですが、これからの時代を生きる中高生や大学生が意識すべきことや、習慣づけたほうがいいことがあったら教えていただきたいです。 A:大学受験までは、「既存の正解に効率よくたどり着く」能力を鍛えてきました。でもコロナ禍で従来の常識がひっくり返ったように、「これまで正しかったやり方」が通用しなくなるケースは今後増えるでしょう。そのような不確実な世界を生き抜くために、「なぜそれをやるのか(目的)」・「どうすれば実現できるのか(方法)」・「その結果はどうで、今後どうすべきか(検証と考察)」を自分で考える力が重要になると思います。 むしろ、社会人に求められる能力はそちらです。そういった考え方を身に着けてほしいな、と常々思います。 2. 就職への不安を鎮めたまへ ※こちらは3名が回答しています。考え方の違いをお楽しみください。 Q :ソフトウェア系の会社に就活するにあたり、得ておくべきスキルはありますか?(技術系、メンタル系) A1:プログラミング経験があった方が良いと思います。ただ、これは私の意見にすぎないので、気にしなくても良いと思います~。 A2:プログラミング経験があるのが望ましいかなと思います。 A3:「就活」に限定しますね。ソフトに触ってない人も多く応募し採用されますが、ソフトに詳しい人はより注目されます。情報処理などの資格を取るのは一つの手です。 「何かを自分で作り上げるスキル・成果」(プログラムでも、絵でも、演劇のシナリオでも)、「仲間と協調してやり遂げた実績」(研究室の研究でも、サークルでも)の両輪をアピールできると、かなりイケるのではないかと思います。※個人の感想です。 Q :情報・通信系の仕事をするのに、どのくらいの技術や知識が身についていないとまわりの人について行けないか。(今の自分の能力だと、自分自身で何かコードを作ってプログラムを作成することができないため) A1:未経験の方でも、経験がある方を追い越して成長、活躍されている方も多いです。 A2:就職してから身につくのでも十分です。ただし、先行者利益を得るために今のうちにプログラミングでなにか作ってみるのはいいかもですよ。 A3:業務をこなすのに必要な知識は、仕事の中で身につきます。「それ以外の知識を自分から吸収する」という姿勢・習慣の方が大事ですね。それは大学3・4年の環境で特に伸びます。それが身につくと「まぁなんとかなるわさ」という自己肯定感が少しずつ育つので、「周りについていけるかな...」という不安も減って大変お得です。 Q :私は新しいことへの挑戦に躊躇してしまうことがあるのですが、そのような不安はどのように払拭していますか。 A1:躊躇するのが普通だと思いますよ!私は、たとえ失敗したとしても、失敗したことが前進していると考えています。 A2:後悔するよりはマシ!と思うようにしています。人生一度きりなので。 A3:すごくよくわかります。ただ「同じことを続けていても、その道の先輩にはどうやっても勝てない」という現実を見てきました。3年くらいその業務を経験しても、20年続けている人には全然かなわないんですよね。それは自己肯定感が下がってよろしくないです。でも新しい分野なら、自分が社内の第一人者になれるかもしれません。そんな希望が、新しいことへの挑戦を後押ししてきました。 逆に言えば、現状で困っていないのなら、その道を究めるのもアリだと思います。 Q :大学で専門的なことを勉強しても、知識が身につかなくて不安になっている。ひたすら勉強することが重要だとは思うが、どのような考え方を持つのが大事か。 A1:不安になる気持ちわかります。全部できる必要はないので、一つでも自分の好きな分野を見つけられるまででも良いと思います。 A2:いずれ使う時が来たらすぐに思い出せるようにインデックス(索引・付箋)を貼っている側面もあると思う。こういうときに使えるこういう知識がある、ということの方が丸暗記より重要かなと思います。 A3:知識自体はあまり重要ではないです(っていうと語弊がありますが)。特に大学1・2年で学ぶ一般教養は、直接役立つことはほぼないです(これも語弊ありますが)。 「知識をまねて自分でやってみる→ノウハウがないのでだいたい失敗する→失敗の理由を調べる→次どうするか考える」を繰り返し体験して、自分なりのやり方を身につけることが大切です。これは一生の宝になります。 いかがでしょうか。 寄せられた質問からは「みんな同じように悩んでるなぁ」という印象を受けました。 その悩みに対する答えは1つではありません。というか、正解はありません。 回答したメンバーは、それぞれが試行錯誤すなわちチャレンジを続けながら、自分なりの答えを見つけてきました。 ゆえに今回の回答の幅広さは、「前向きな失敗なら全然OK」(社長談)というAVASYSの「チャレンジできる風土」が培ったのだと思います。 悩める方・自分なりの答えを見つけたい方は、挑戦をヨシとするAVASYSがストライク! 自分探し1級のジョンもアメージング! まずは採用担当にアクセス! ジャストナウ!(←深夜の通販番組風) AVASYSの新卒採用情報ページ この記事を書いた人 「データ&リサーチグループ」改め「先端技術研究グループ」の望月です。 ゲーム好きが高じてコンピューターとソフトに興味を持ち、そのままソフト屋さんになりました。 マネージャーという名の課長職に(また)なりましたが、単身で学会発表してきます。 そんなフリーダムな職制でいいのか。(自問)